チャンギ国際空港で入国せず! OKA-SIN修行③
どうもくさ男です。
OKA-SINタッチの3回目です。今回はシンガポール到着から出発までをお伝えしたいと思います。
個人的には今回の修行の最大のポイントだと思っていました。 だって、シンガポールに到着したのに入国せずに、再度成田に帰っていくんですから。果たして、そんなことが本当にできるのかどうか。ダメって言われたらどうしよう・・・
◆チャンギ空港到着
チャンギ空港に到着したのですが、この時に面白いハプニングがありました。
いつものように駐機場に止まって、飛行機から降りようとしていた時です。
急に機内アナウンスが!
『管制官から連絡がありまして、当機は駐機場を間違えた為、もう一度移動します。着席ください』
そんなの間違う?
いやぁこんなの初めての経験でしたわ。仕方なく自分の席に戻ります。
2度目の駐機後、飛行機を降りたらArrival/Transferの表示に従って進みます。
今回くさ男は、次の便までの乗り継ぎ時間が7時間しかないので、入国せずに空港の制限区域内で過ごし、そのまま帰国しようと考えていました。
そこで、まずは乗り継ぎカウンターに向かいます。乗り継ぎカウンターで帰りの便の搭乗手続きをし、発券してもらわないといけないからです。
Transferの表示に従いながら、乗り継ぎカウンターはどこかなぁと思っていると、チャンギ空港には便利な機械があるのを発見しました。それがこれ『FLIGHT INFO』
『FlightNumber』を押して、便名を入力すると、その便の搭乗ゲート・乗り継ぎカウンターの場所を教えてくれます。くさ男の帰りの便は『NH802』、これをみると乗り継ぎカウンターEに行けばいいようです。
さらには、『Map』を選択するとそこまでの行き方を表示してくれます。
表示に従い乗り継ぎカウンターEを目指します。
途中、空港内のFreeWifi設定をするための機械を発見したので早速、手続きをします。
画面の指示通りにパスポートを読み取らせると無事にPWが発行され、更には手続きの順序まで表示してくれます。指示通りにやれば問題なし。とりあえず3時間プランを選択です。
Wifiの設定も無事に済んだので、いよいよ乗り継ぎカウンターEへ向かいます。
今まで乗り継ぎの手続きをしたことがなかったので、どんな所かとドキドキしてましたが、なんてことはありません。
少し広めのスペースに、普通にカウンターがあるだけの場所でした。深夜だからか、めちゃめちゃ空いています。
ANAの表示があるカウンターに行って、パスポートを出すと処理をしてくれます。
荷物は大丈夫?みたいなことを聞かれたので、荷物は無い事を伝え、最終目的地の那覇までのチケットを発券してもらいました。
その時、同時にラウンジ利用券もくれます。
カウンターのお姉さんが、表には名前を、裏には便名、運賃種別などを手書きで書いてくれます。ここに地図も表示されているので、何となくのラウンジの場所がわかります。
すぐにラウンジに行ってもいいのですが、少しだけターミナル2を散策します。さすがハブ空港、多くのお店が延々と続いていますね。
冒頭にも書きましたが、今回のシンガポールでは入国をしません。しかし、少しはシンガポールを満喫したくて、名物のチキンライスを何としても食べて帰ろうと密かに考えていました。
そこで、ターミナル2のフードコートに行ってみたのですが、
楽しみにしていたチキンライスを見ても全然食欲がわきません
欲張って機内食(ビジネスクラスのデザートまで)を食べ過ぎたツケがここで回ってきました。
あんなに楽しみにしていたのに・・・
仕方ないので、フードコートを1周してSATSラウンジへ向かいます。
ラウンジの中に入ると、ほぼ満席です。
この状態で朝までとなると、くつろぐ場所もないし大変だなぁと思いつつも、とりあえずは席を確保してここまでの備忘録を作成します。
30分位経ってから、ふとラウンジ内を見るとほとんど人が居なくなってました。
なんなんだこれ!みんなどこに行ったんだ?まさかこのラウンジ夜中は閉店?などいろいろと思いましたが、とりあえず気にしないことにします。まぁその時はその時で・・・
人のいないラウンジでくつろぐこともできたので、ここらでシャワールームに向かいます。
ラウンジの受付で、『シャワーある?』って聞くと『あるよ』と。『タオルは必要かい?』『欲しいです』こんなやり取りの後にバスタオルをくれました。
ここのラウンジのシャワールームは、実はトイレの中にあって、男性用個室トイレの並びの右3個がシャワールームになっています。知らないと一瞬戸惑いますね
シャワールームはというと、なかなかの広さで入り口には鍵もかかります。
中にはシャンプーとソープがありましたので、基本は手ぶらでOKです。
ここの欠点を上げるとすると、荷物置き場が無い点かな。ただ、扉の内側にフックがあるので何とか助かりました。
水圧は中の中、もう少し強いとなお良いと思います。とはいえ、朝家を出てから20時間近く経ってたので、シャワー浴びることができてさっぱりすっきりでした。
実は、このラウンジで楽しみにしていたのがラクサというシンガポールの麺料理です。日本にいる時から色々と下調べをして、このラウンジではセルフで麺を茹でるスタイルだってことが分かってました。
先ほどのチキンライスを敵前逃亡した今となっては、シンガポール料理を食べるチャンスはもうここしかありません。
しかし、この時すでに深夜3時。時間が時間なだけに、いつまでたってもラウンジの料理が提供されません。仕方なくドリンクと食い荒らされたサラダだけ選んで時間を潰します。
やることがなくなってくるとさすがに眠気が・・・
この時間がこの修行で一番辛かったですね。どうにも我慢できず、目覚ましをセットして30分くらい仮眠します。
そんなこんなで朝5時になると、人も増えてきて食材も補充され始めました。
すると遂にお待ちかねのラクサも補充されました。こんな感じで、食材が全部入った状態で提供されます。後はこれを茹でて、スープをかけるだけ。
いざ実食です。結果は・・・いまいち。
おかしいなぁ美味しいはずなんだけどなぁ・・・ただ、これでくさ男の中のラクサの評価が決まったわけではありません。是非、今度本物のラクサを食べにシンガポールに来ようと心に誓いました。
搭乗時間の5:30が迫っていたので、急いでラウンジを出て、28番ゲートへ向かいます。
チャンギ空港は、手荷物検査が各ゲート毎に設定されているので、その通過時間も考慮して少し早めに行く必要があります。
ゲートに向かう途中、右側には『OASIS』と書かれた空間が広がっていました。
そこには、薄暗い中に多くのリクライニングチェアが設置されていて、仮眠をとるのには最高の空間です。まさにOASIS。さすが24時間空港、もしラウンジが使えないならここで時間を潰すのがいいかもしれません。
無事、手荷物検査を終えて、いよいよ成田に向けて出発です。
その話はまた次回にしたいと思います。