草食男子の肉食マイル旅

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SFC解脱 タイ・カンボジア・宮古旅⑦メークロン市場へ

どうもくさ男です

バンコク3日目。この日はメークロン市場に行きましたので、行き方など含めてお伝えしたいと思います。

◆メークロン市場

メークロン市場は、メークロン駅に隣接していて電車が通る時だけ店が畳まれ、電車と市場の距離がめちゃくちゃ近いことで有名な市場です。

もうその距離がありえない!ということで、よくテレビなんかで放送されたりしています。ただこの駅、発着する電車の本数が多くありません。時刻表を見ると一日4回しか発着しないんです。

ちなみにタイ国鉄鉄道メークロン線のダイヤはこちら↓

Timetable BanLaem to MaeKlong - State Railway of Thailand

この終点がメークロンで、その駅前にメークロン市場があります。ダイヤを見ても分かるように、電車と市場を一緒に見られるチャンスは以下の3回だと思います。

  • 到着8:30⇒出発9:00
  • 到着11:10⇒出発11:30
  • 到着14:30⇒出発15:30

バンコクからメークロン市場まで1時間半くらいかかることを考えると、朝一の電車は結構厳しいです。ということで、くさ男が狙うのは11:10着の電車にしました。

◆行き方

まずは行き方です。

メークロン駅はバンコクから西に約70kmの郊外にあって、そこに行く方法は色々とあります。

  • 現地ツアー
  • ロットゥー
  • 電車
  • タクシー

使ったことが無いということ、コストが安いことなどを考慮して今回は『ロットゥー』を選択することにしました。ちなみに、ロットゥーとは、10人ほどが乗ることが出来る1BOXの乗合バスのようです。簡単に言うと、ハイエースのようなワゴン車ですね。あれですあれ!

このロットゥーの乗り場ですが、旧南バスターミナルにあります。そして旧南バスターミナルに行く方法は、BTSのビクトリーモニュメント駅からのタクシーです。

それぞれの所要時間を調べると

  • シーロム~ビクトリーモニュメント(BTS)20分
  • ビクトリーモニュメント~旧南バスターミナル(タクシー)1時間
  • 旧南バスターミナル~メークロン市場(ロットゥー)1時間

メークロン市場に到着するまでに余裕をみて3時間ですね。10時頃には目的地に到着していたいと思いますので、ホテルを7時前に出て、まずはBTSのビクトリーモニュメント駅を目指します。ビクトリーモニュメントまではアソーク駅から乗り換えなしで行けるので楽ちんですね。ほんと立地最高のホテルです。

ビクトリーモニュメント駅から旧南バスターミナルまでは、タクシーを捕まえて向かいます。タクシーは簡単に捕まったんですが、ちょうど朝の通勤通学ラッシュに巻き込まれたようで大渋滞。全然前に進みません。本当は1時間くらいで到着する予定が大幅に遅れて1時間半くらいかかりましたが、無事8時過ぎには旧南バスターミナルに到着です。この時のタクシー代は確か120B位だったかと思います。

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旧南バスターミナルに着くと、いろんな行先を書いた看板が立っていて呼び込み営業が凄いです。目的地が決まっていないのなら、この場で決めるのも面白いかもしれません。

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くさ男は目的地が決まっているので、この中からメークロン市場を探すつもりでしたが、たまたま近くにいたおじさんに声をかけられ『どこいくの?(的な)』『メークロン』『この車だよ』ということであっけなく終了です。もう少し現地の熱い勧誘を満喫したかったですが・・・

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運転手のおじさんに一人60B払って乗り込みます。

実は、既に先客が2名いましたが、15分くらい待ってもそれ以上乗客が増えないので出発です。ちなみにロットゥーは、30分くらい待って出発するのが一般的のようです。そこからは1時間くらいかかりましたかね、途中寝てしまったのであまり記憶はありませんが無事メークロン市場に到着です。

この時確か9:40くらいだったと思います。予定通りの10時前到着です。

順調順調♪

◆メークロン市場探検

実は、ロットゥーから降ろされた場所はどこだかよくわかりません。少し散歩しながら線路を探して歩くと、その先に踏切が見えてきます。どうやらこの踏切がメークロン市場のスタートのようで、左にメークロン駅がありました。

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ちなみに、メークロン市場は線路沿いに広がっているわけですが、売っているものは様々です。

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野菜や服、カニ、エビ、魚、生肉、果物といろいろありますが、観光客にはなかなか手が出せませんね。だって生ものがそのまま売られているんですから。日本人の感覚ではちょっと考えられません。

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メークロン市場は端から端まで歩いて20分くらいかなと思います。

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途中、美味しそうなココナッツアイスのお店があったので、ここで一服です。

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このお店、ココナッツアイスをココナッツを取り出した器に入れてくれるスタイルで、見た目にもオシャレで味も美味しかったです。

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何より店内に椅子と机があってのんびりすることがでるのがいいですね。

そろそろ電車到着の時間が近づいてきたので、撮影ポイントになりそうな所を探してさまよいます。

すると急にアナウンスが!英語・タイ語・日本語・中国語など多言語で注意アナウンスが流れます。

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と同時に、市場の人たちが急に商品を片付け、軒を畳み始めますf:id:kusaotabi:20171216145208j:plain

するとあれよあれよという間に、さっきまで線路の上に有ったお肉や魚が載った台などが急にいなくなりました。線路に覆いかぶさっていたタープなどがなくなり、青空が見えますね。

間もなくして汽笛とともに電車のお出ましです。

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時速20km位でゆっくりゆっくり進んでいきます。

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マジでぎりぎりを電車が通っていきます。店によっては背の高いものだけ片付けて、そのままのお店もあり、その上を電車が通っていくのはなかなかスリルがありました。

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その臨場感、この写真で伝えられないのが残念です。マジ自分の写真の腕のなさを悔やみます。電車が過ぎるとすごい勢いで店は元に戻っていきました。

◆メークロン線乗車

一大イベントが終了したので、今度はバンコクに戻るわけですが、これまた選択肢はたくさんあります。しかし、さっきは外から電車を見たので、今度は実際に乗車して電車の中からそのギリギリ感を体感するため帰りは電車に決定です。

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ということで、窓口でチケット購入です。なんと一人10B。安すぎです。

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電車の中はというと、まさに昭和を彷彿とさせる感じです。

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天井に扇風機、窓は全開、座席は固いボックス席

高校時代に通学で使っていた実家の電車を思い出します。ちなみにメークロン駅には飲食店がたくさんあってもう少し時間あればここで何か買って車内に持ち込むのもいいと思います。

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いよいよ出発です。

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今度は車内から先ほど歩いたメークロン市場を楽しみます。中から見てもほんとギリギリですね。

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あっという間に市場を通過して、そこからは約1時間、タイの田舎の景色を楽しみます。お尻が痛くなったくらいで終点のバンレーンに到着

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こんな道を通って次の目的地に向かいます。

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渡し船に乗船

バンレーンの駅を降りると細い道があるのでここを進みます。

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すると駐車場のようなのが見えてくるのでそれ沿いに進み、抜けたところで左に曲がったらひたすら進みます。途中、小学校か中学校みたいなのがあって校庭で全校集会みたいなのしてました。しばらく進むとこんな看板が見えてくるので、そこを左に曲がります。

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こんな細い道を抜けると

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そこには渡船場が。

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そうなんです、ここからは船で対岸に渡ります。現地の人の足のようで、バイクのまま乗ってくる人なども多くいます。

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ちなみに乗船代は一人3Bだったはず。日本円にすると10円位!破格です。船に乗ること数分で対岸に到着です。

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みんな慣れた手つきでバイクに乗ったまま船を降りてその先に行ってしまいました。

◆ランチへ

実はこの時、既に13時近くですっかり空腹です。

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船着き場にあったこのビルの2階レストランでランチにすることにしました。このお店、オープンテラスではないんですがオープンなんです。

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くさ男達は川沿いの席に着席して、トムヤムクンスープカニチャーハンを頼みます。何気なく入った店ですがこのトムヤムクンがかなり絶品。

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酸っぱさと辛さとシーフードのコク、このバランスが最高なんです。個人的には今まで食べたトムヤムクンでは断トツの美味しさですね。いやぁ意外な発見でした。ちなみに店の名前はたぶんこれ『Tarua Restaurant』(タルーアレストラン)

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◆次の電車でバンコク

お腹も一杯になったので、レストランを出て商店街の中を進みます。ここもエビだったりカニだったりのシーフードが豊富。

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楽しんでいると左手にマハチャイ駅が見えてきました。

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ちなみに時刻表はこちらです。

Timetable WongwianYai to MahaChai - State Railway of Thailand

出発まで少し時間があるので周りの市場を散策。

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するとバナナが丸ごと売ってます。

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日本だとここから分割されて売られてますよね。こんな状態のバナナ初めて見ました。

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まぁ電車は先ほどと同じ、お尻が痛いやつですわ。しょうがない。

終点で降り、そこからは歩いてBTSのウォンウィアンヤイ駅を目指します。

◆絶品カオマンガイ

バンコクに戻ってきたので、次はお土産を買いにビッグCに向かいます。チットロムの駅で降り、百貨店などの中を通ってビッグCへ。今回勝ったお土産はこちらのココナッツチップス。

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ココナッツチップスは色んな種類があるんですが、いくつかを試食して決めました。

あたりも暗くなってきましたので、続いて今夜のディナーへ向かいます。今夜はカオマンガイの名店『ガイトーンプラトゥーナムへ。ビッグCから 歩いて10分くらいでしょうか、川を渡った先を右に曲がるとその先にピンクの看板とピンクの店員が見えてきます。

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このピンクがこのお店のシンボルカラーですね。

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さすが人気店ということで、10人くらい並んでいるのでくさ男家も並びます。

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ただ、とても回転がいいので15分くらいで順番が回ってきました。席は相席ですが気にしません。頼んだのは当然カオマンガイ40Bです。

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このカオマンガイ肉がジューシーでご飯の味もダシで炊いているの美味しい。備え付けの辛みダレをかけると味変でこれまた美味。ほんとタイの料理って美味しくてやめられません。

f:id:kusaotabi:20171216155912j:plain今日は朝早くから長い一日となりましたが、充実度半端ないいい一日でした。次回はいよいよバンコク最終日をお伝えしたいと思います。