草食男子の肉食マイル旅

ANAマイルと旅行が好きな草食男子のブログです

奥が深いね、SFC修行・・・SFC修行を計画する③

SFC修行とは

どうもクサ男です。

前回のブログで、嫁からの驚きの一言とともにSFC取得に向けて動き始めた経緯を書きました。今回からはクサ男の修行計画に関して書きたいと思います。

 

いろんな人のブログを拝見すると、みなさんSFC取得に向けていろいろやってますね。ちなみにSFC取得のために飛行機に乗ることをSFC修行といい、5万PPに達成することを解脱するといい、SFC修行をする人を修行僧とよぶそうです。

どれもこれもネーミングが秀逸ですわ。

 

◆修行のやり方

さて、SFCを取得するためには飛行機に乗ってプレミアムポイント(PP)を稼ぐしかありません。しかし、PPはその行先、チケットの種類などで大きく変わってきます。

例えば、 羽田ー那覇で2つのチケットを比較すると、

チケット①旅割75

(チケット代が安い。快適性よりコスト重視の場合)

 この場合、運賃の種別が『7』になるので、取得できるPPは1476pp

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チケット②プレミアム旅割28

(チケット代が高いが、広々とした席で優雅に過ごせる)

 この場合、運賃の種別が『2』になるので、取得できるPPは2860pp

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この二つを比較しただけでもPPが倍近く違います。

つまり、どんなチケットを選択して、どこに行くかで5万PPまでの大変さが全然違ってくるのです。

 

ちなみに、

①の場合は、5万PP達成するには34回飛行機に乗る必要があります。つまり17往復

一方②の場合は、18回飛行機に乗る必要があります。これだと9往復

たった9往復?え~9往復も?まぁその捉え方は人それぞれですよね。

ちなみにクサ男は正直9往復も!って感じです。

 

9往復すると単純に9日は修行に費やす必要があるわけですよ。まぁ1日2往復って手もありますが、普通に考えたら9日ですよね。有給休暇を9日も使うのは厳しいし、かといって土日になるとP旅割28のチケットが取れるのかどうか。 

そう考えると、サラリーマンのクサ男的には、もう少し短手番で解脱まで行きたい。

 

そうなると一回の修行で高いPPを得る必要があるわけですが、具体的なPPの計算式は以下のようになっています。

 区間マイル)x(運賃種別)x(倍率)+(搭乗ポイント)

区間マイル】

  距離によって変わる。遠いほど多い

【運賃種別】

  料金と連動。ビジネスとかプレミアムエコノミーだと多い

【倍率】

  国内線:2倍、アジア・オセアニア路線:1.5倍、欧米路線:1倍

【搭乗ポイント】

  これも、運賃種別と連動して変動する

具体的には、以下のページで計算してくれます。

ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

要するに、短手番で5万PP達成するためには

   『遠い所へ、高い運賃で、でもアジア圏or国内』

これなわけですよ 

 

◆OKA-SIN

PP単価を下げつつ、少ない回数で解脱するにはどうするか・・・

修行僧の方のブログなどを拝見していると、効率よくPPを稼ぐための方法として那覇OKA)-シンガポール(SIN)がよく出てきます。それもプレミアムエコノミーで。どうやらこの選択が身体的負担も少なく、効率よくPPが稼げる手段のようです。

 

というのも、中身をみていくとポイントが3つあるようです。

【ポイント1】

ANAの国際線の場合、例えばシンガポール(SIN)に行くときに、地方の空港を出発し羽田を経由して行くとすると、地方の空港から羽田までの国内移動分の料金が大変安く設定されています。

具体的に説明します。那覇発ー羽田経由のシンガポール行きと、羽田発のシンガポール行きを比較すると、当然那覇発の方が料金は高いのですが、その料金差はわずか1万円程度でなんです。(この差は、もちろん往復分ですよ)ちなみに那覇ー羽田間の片道料金なんてどんなに安くても5000円なんてことはありませんよね。LCCのタイムセールでもないかぎり・・・

更にこの時、羽田ー那覇間の料金は格安にもかかわらず、それにより得られるPPは普通運賃で登場した時と同じ1968PPです。つまり、安い料金で高いPPを得ることができるわけです。

【獲得できるPP】

  羽田⇒シンガポール⇒羽田 10736PP

  那覇⇒羽田⇒シンガポール⇒羽田⇒那覇 14672PP

その差、ズバリ3936PP

かかる費用は約1万円とすると、羽田ー那覇間のPP単価は驚異の2.5円/PP

一般的にSFC修行の平均PP単価が10円ならまぁ良しとされるなか、このPP単価を見て地方発着を選ばない手はないですよね。

 

【ポイント2】

じゃあどこの空港から出発して羽田を経由するのかがポイントになるわけですが、羽田発着で最もPPを稼げるのはどこか、それは羽田から一番遠い所、つまり『那覇・石垣・宮古島エリア』になります。ちなみに国内線の中では那覇ー新千歳間が最もPPが高いようで、そりゃ日本の最北から最南ですもんね。

その那覇・石垣・宮古島の中ならどれを選択しても良いのですが、いろんな日程を組む上でどれがいいかというと、一日の便数が多くチケットも入手しやすい那覇(OKA) が候補になってくるわけです。

 

【ポイント3】

次に那覇から羽田を経由してどこに飛ぶかです。

先ほどの計算式を思い出してもらうと、欧米路線は基本マイルは多いのですが倍率が低いためPPは稼げません。よって速攻で却下となります。

 

じゃあ倍率1.5倍のアジア圏で、どこがPP単価を最も低く抑えられるのか。個人的には、大好きなバンコクだと旅行もかねて行けるので良いなと思っていました。もしくは、インドのデリーなどもまだ行ったことがない所だったので興味が有り候補に入りました。しかし、目的地によってはPPは増えるものの料金も高くなってPP単価が悪化することがわかり、バンコクもデリーも却下となりました。結果、クサ男が地道に探したわけではなく先人たちの知見からシンガポール(SIN)一択のようです。

 

さらにはエコノミー/プレミアムエコノミー/ビジネスのどの運賃を選択するかですが、ビジネスクラスの利用はPPが増える以上に料金が高すぎるし、エコノミーだと料金が安い分、PPも下がります最もバランスのいいのがプレミアムエコノミーのようですね。これまた先人の知見によりますが・・・

 

以上より、

クサ男SFC修行第一弾はOKA-SIN路線とすることにしました。

 

この後、OKA-SINも含めて解脱までの年間計画を練りましたが、それはまた次回にしたいと思います