SFC解脱 タイ・カンボジア・宮古旅③アンコールワットヘ
どうもくさ男です
カンボジアと言えばアンコールワット!
ということで、今回はアンコール遺跡観光をお伝えしたいと思います。
◆アンコールワットの日の出
昨夜お願いしたトゥクトゥクドライバーがホテルに迎えに来るのが朝の5時!
前日までの移動の疲れが残る中、頑張って早めに起きます。
辺りはまだ真っ暗な中、トゥクトゥクに乗り込んでアンコールワットの日の出ヘ向かいました。
アンコール遺跡ですが、入場するには当然チケットが必要です。
ドライバーに『チケットは持っているの?』と聞かれて『NO』と答えると『ワォォォォ!!!』的な反応が!
どうやら、ドライバーさんの中では5時集合にはチケットを購入する時間は入ってなかったのかもしれません。
周りのドライバーにも『急げ~』とか言われ、急ぎチケット売り場である料金所(チケットチェックポイント)に向かいます。
料金所は、タラアンコールホテルからアンコールワットに向かう道の途中を右折したところにありました。
暗闇の中、一か所だけ明るい建物があるのですぐにそれだとわかります。
入ると中には長蛇の列が!
ちなみにチケットは、1日券、3日券と種類があって圧倒的に一日券の購入者が多いです。写真ではわかりにくいですが、この列はすべて1日券の列。その左にほとんど人が居ないところがあってそこが3日券の売り場でした。
くさ男家も当然一日券なので仕方なく列に並びますが、およそ10分くらいで順番が回ってきました。
窓口では顔写真を撮られ、$37(一人)を払うと顔写真入りのパスが発行されます。
正直、顔写真は横に伸びていましたがまぁこの際そんなのはどうでもいいですね。
急いでトゥクトゥクに戻って今度こそアンコールワットに向かいます。
向かう途中に検札所があって、トゥクトゥクに乗ったままパスを見せればOK。
さていよいよアンコールワットに到着です。
アンコールワットは周りが池に囲まれているので、最初に橋を渡ります。
本来の橋が工事中ということで、今回は臨時の橋を利用しました。
西塔門をくぐるとそこにはうっすら朝焼けに照らし出されたアンコールワットが見えます。まだシルエットだけですが、初のアンコールワットに感動。
その後、アンコールワットに向かって左側にある池の前に向かいます。
この場所が日の出に照らされるアンコールワットを撮影するのにベストな位置のようで、着いた時には既に大量の観光客がいました。
みんな自動り棒などを使って写真に夢中ですね。
この日は雲は若干あったものの風が無かったおかげで、水面に映し出される逆さアンコールワットも写真におさめることができました。
数ある写真の中からベストなのがこれです。
最終的に太陽をはっきりと見ることはできませんでしたが、十分過ぎるくらいの感動景色でした。
ちなみに、右側の池からも一枚!貧弱な背中ですが・・・
これが外国の方だとこんなにいい絵になるのに・・・
仕方ないですね。日本人なんだから。
その後は、再度ドライバーと合流し、朝食を食べるために一旦ホテルに戻ります。
◆タラアンコールの朝食
タラアンコールの朝食は、6時から開始します。
アンコールワット帰りのくさ男家も、7時過ぎにはレストランに到着して朝食を楽しみました。
このホテル、パンが焼き立てということと、ヌードルバーがあることが最大の魅力だと思います。
ヌードルバーの前には色んな調味料もあって、自分好みにできます。
特に美味しかったのが焼きたてのクロワッサン。
サクサクでバターの香りがしっかりして何より温かいのがとっても良かったです。
サラダも新鮮で全体的に大満足ですね。
ドライバーとの次の約束が8:15なので、あまりゆっくりはできず朝食を終えました。
◆タプロムへ
アンコール遺跡観光には、小周りコースと大周りコースという二つのモデルコースがあります。
いろんな遺跡を一日かけて観て回るわけですが、どちらのコースも全部回ると拘束時間が長いんです。
それに対して嫁からは、
『午後はホテルのプールでのんびりしたい』
との要望を受けていましたので、午後3時くらいにはすべての観光が終わるような厳選超小回りコースを考えました。
ちなみに、ドライバーにこのプランを話すと『そんだけ?他はいかないの?』と、不思議がられましたが時間がありませんので仕方ありません。
これだけでいいんです。
ということで、まずはタプロムへ行きます。
タプロムは一言で表すと、遺跡と大樹の融合ですね。
崩れかけの遺跡の上に木が成長し、その根が覆いつくさんばかりの状況がいたる所で見られます。
東塔門から入って観光しながら西塔門に抜けます。
ドライバーとは西門での待ち合わせを約束して一旦さよならです。
いろいろな形をした大木があり、一部写真待ちになっているところなどもありました。
これは『東門の木』
これは『血管のように絡まる木』
自然の力をこれでもかと感じられる遺跡でした。
◆アンコールトム・バイヨンへ
続いて向かったのはアンコールトムです。
アンコールトムは、アンコールワットよりも規模としては大きく、その中に様々な遺跡があります。
今回はその中でも『バイヨン』と『バプーオン』に絞っての観光です。
行ってみて初めて知ったのですが、バイヨンとバプーオンは近接しているので移動時間は必要ありません。そういう意味では時間短縮できました。
まずは、バイヨンへ!
ここは顔を模った塔が数多く立ち並び、その彫刻を楽しむことができます。
途中疲れたので休憩しながら・・・
続いて、バプーオンへ。
ここは遺跡に向かうまでの橋が少し高台になっているのが特徴です。
中央の遺跡は登ることができ、そうすることで高い場所から遺跡全体を見渡すことができます。
この高台に登るための階段がかなり急で、写真ではわかりにくいですが、皆かなりへっぴり腰になっています。
高台は風も通って、とても気持ちいい空間でした。
ちなみに降りる時も当然急な階段を降りるわけで、なんなら上る時よりも怖さが増した気がしますが、無事生還できました。
◆アンコールカフェへ
朝から遺跡を3つも回って結構歩いてきましたのでそろそろお昼に!
ちなみにアンコールトムは南門から出て行ったのですが、この門が大渋滞。
車一台しか通れないようで、交互通行になっています。
仕方ないのでのんびり待ちました。
お昼は嫁の事前調査でアンコールワットの目の前にあるアンコールカフェへ!
店内は予約で一杯ということで、テラス席に案内されます。
この日はそれほど暑くもないのでテラス席でも十分。
頼んだのはこちら
『クメールイエローカレー』
『チキンジンジャー炒め』
どちらも絶品。
カンボジアのカレーは辛さが控えめでコクと甘さが強めだと思います。
これがまた日本人の口によく合うんですよね。
値段もお手頃で言うことありません。
◆いざ、アンコールワットヘ
早朝の日の出に続いて、本日二度めのアンコールワットです。
朝とは違い、だいぶんその姿を臨むことができます。
と同時に人の数も半端ない。
ちなみに、アンコールワットは西向きなので、遺跡をバックに写真を撮ろうとすると午前中は逆光になります。
それもあって午後の方が観光客が圧倒的に多いらしい。
くさ男達は昼過ぎにはアンコールワットに入ったので、それほどでもない気がします。
先ほどのバプーオン同様に、アンコールワットにも中央塔に登ることができる階段がありました。
本来は大行列になるようで、こんな看板もありましたがこの日は待たずに登れます。まぁ階段は急ですが・・・
登って第三回廊を1周しながらアンコールワットを上から見渡します。
その後は急な階段を下り、第一回廊を1周して終了です。
ドライバーとの約束で、1時間しか時間を確保していなかったので、若干駆け足でした。
1時間半あればもう少しゆっくりと回れたのではないかと思います。少し後悔ですね。
ホテルには結局午後2時過ぎに到着です。
まぁ予定通りですね。
朝から一緒に回ってくれたイケメンドライバーさんと写真を撮ってお別れです。
ちなみにトゥクトゥク代としては、日の出分が$10、小回りコース分が$18、チップ込みで$30でした。
いつもは値切り倒す嫁が「イケメンだから言い値でいいの」とまったく値切らなかった為、たぶん相場よりは若干高いんですが、本当に感じのいいドライバーさんだったので、満足度を考えればお安かったと思います。
タラアンコールホテルのお抱えのドライバーさんらしく、タラアンコールの横で待機していることが多いので、シェムリアップに行ったら是非!
そしてどの国でもイケメンってお得ですね。
半日でアンコール遺跡の見どころを回ったわけですが、濃密過ぎてかなり疲れました。やっぱ観光はのんびりやった方がいいですね。
遺跡以外のシェムリアップに関しては次回お伝えしたいと思います。